きものを着ようとしたら「シワが」・・・うわ〜どうしよう・・・時々ありますね。家庭用アイロンの場合は「スチーム」は使わない。です。シミ抜き屋さんのアイロンは蒸気で伸ばして蒸気を吸い取るのでシワが伸びるのですが家庭用でしたらスチームは使わず中温から試してみてきものには「胴裏」（絹）の生地を当てます。（タオルや手ぬぐいは熱が伝わりにくいので）「胴裏」？って何？ですが袷の着物の裏地の白い部分は「胴裏」と言います。この薄さから熱が伝わりますので「シワ」が取れます。ただ、「絹」であることを確認してください。時々ポリエステル素材などが使われている場合もありますので、ポリエステルはあて布には相応しくありません。まずは下前から試してみて、それからシワのある部分にアイロンを当ててみてください。その「胴裏」は何処にある？ですが今は難しいかもしれませんがご家庭のタンスの中に洗い張りをして反物の状態になっているきものと一緒に入っているのでは？と思います。うっすらと黄色っぽくなっていれば正絹の可能性があります。実家のタンスの中を探してみるのがいいかな？あればラッキー。無かったら・・・私に相談してくださいね。あまりにもシワがきついのもは家庭用では取れませんのでプロにお願いしましょう。「仕上げのみ」で頼むときれいになりますよ。また、家庭では絞りのきものと金彩が施してあるのもはお勧めしません。金彩が溶けてしまう可能性があります。

ここからお知らせです。今後の五十鈴のイベントの予定です。7月26日（金）〜28日（日）博多展を開催いたします。また、5年ぶりに博多の老舗メーカーさんが来場。「今どきの博多帯」を紹介して頂きます。予定を確保しておいてください。8月4日（日）夕方から「ゆかたパーティー」を開催致します。五十鈴店内にて行いますので「ゆかた」でご参加くださいね。18時〜20時まで。

少し早いですが11月に結城の里に産地見学に行きます。またお知らせしますね。お陰様でYouTubeチャンネル登録者が1000人を超えました。

卒業生の方から「忘れちゃったから復習で見ています」と連絡を頂いたりしています。名古屋帯、袋帯共に前結びを解説していますので参考になさってください。

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