祖父の着物→主人→婿殿
本日娘夫婦が友達の結婚式に呼ばれたのできもので行きたい!となり、それを聞いていた婿殿も「僕もきものを着たい!」と言い出したため今朝ほど着付けをしました。9月15日の結婚式なので何を着る?となり本来でしたら単衣ですがこの暑さなので夏の着物で行きましょうという事になり娘には私がこの子のお宮参りの時に着た絽の附下を着せて婿殿には祖父から主人に受け継いだ夏の羽織と単衣の着物を着せました。(たまたま寸法が合っていたので直すこともなく着る事が出来ました。)婿殿の羽織と着物は40年以上前の物。絽の附下は30年以上前の物。よ〜く見るとシミなどもありますが私の老眼ではよく分からない程度なのでそのまま着せました。まさか孫の婿殿がこのきものを着ているとは天国にいる祖父が喜んでいてくれるだろうなと思います。呉服屋ですから新しいものを作ってあげればよいのですがまだまだ着る事が出来るのでこちらにしました。「ここまできものを保管することが大変だ」とよく言われます。私の場合どうしているか?それは「除湿機」を使っています。「絹」のきものと「ウール」のきものは同じタンスには入っていません。「ウール」の着物には「防虫剤」をしっかり入れています。(現在はプラスチック製の引き出しにしまっています)そうしないと虫に食われてしまいます。「絹」の着物は桐のタンスに入れています。「絹」は虫に食われることはほぼ無いと思われます。私が気を付けていることは「湿気」です。なので除湿機を常に付けていますのでいい状態を維持できています。真冬になり空気が乾燥すると除湿機を付けることはあまりないのですが梅雨入りから現在の暑い時期はよく付けています。この蒸し暑さなのでビックリするほどお水が取れています。きものの敵は湿気と覚えておいてください。
ここからお知らせです。10月4日(金)から7日(月)まで「五十鈴68周年祭」を開催します。連休明けにご案内が届くと思いますが、お楽しみ「あみだくじ」のイベントを開催致しますのでチラシをご覧の上1番〜30番までのお好きな番号をご予約ください。必ず何かが当たります。また、
夏に着たきものをお手入れに出そうかな?どうしようかな?と、お考えのあなた。今回はお一人様3点まで丸洗い半額にて承ります。
11月6日(水)茨城県結城市の「結城の里」工場見学に行きたいと思います。
五十鈴から車でゆきますので皆様のご参加をお待ちしております。
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